鬼滅の刃の映画が話題になっており、まわりの子たちも観に行ったと聞いていましたが【PG12】だし、なんだか残酷なシーンが多いのではないかと不安でなかなか観に行く気になれませんでした。
少々不安があったものの、連日テレビでも話題になっていますし私自身も観たかったこともあり^^;
子どもたちの熱意に負けて小3と年少の娘たちと鬼滅の刃無限列車編を観てきた感想をまとめます。
これから観に行こうと思っている方、子どもを連れて行っても大丈夫か心配なご家庭の参考になりましたら幸いです。
なお、作品の内容についてはネタバレしませんので、これから観に行くつもりの方にも安心して最後までお読みいただけます^^
目次
【劇場版】鬼滅の刃は子供向け映画よりも音が大きいので注意!
鬼滅の刃の映画はPG12とあって、子供向けの作品とは全然違うと感じました。
- 音が大きい
- 劇場内が暗い
- 上映時間が長い
- 小さい子どもはそんなに多くない
- CMも大人向け作品
わたしは子どもが生まれてから子ども向け映画ばかりを見るようになっていたので、とにもかくにも音の大きさに結構衝撃を受けました。
うちの子達は4才と8歳でそこまで小さくはないので音に驚いて泣くことはありませんでしたが
お兄ちゃんお姉ちゃんの付き添いで幼い子を連れて行く場合には音の大きさにビックリしてしまうかもしれません^^;
うちは、下の子が乳飲み子だった頃にお姉ちゃんが観たがっていたプリキュアの映画を観に行き、音に驚いて泣きそうになっていたところ、劇場が暗いのを良いことにケープで隠して授乳してしのいだことがありました。
ただ、鬼滅の刃の映画は一段と大きく感じたので、おやつや授乳でもごまかせるか微妙なトコロだなぁと感じました。
※わたし達の席が最前列だったために特に音が大きいと感じた可能性もあります。
アンパンマンやトーマスなどの小さい子向けの作品では劇場内が真っ暗にならないものもあります。
また、ドラえもんやポケモンなどは映像が明るいので夢中になって観ている分には周囲の暗さが気にならない場合もあるでしょう。
ただ、鬼滅の刃では鬼が出てくるのは夜のため、全シーン真っ暗と言うことはないのですが、夜などの暗いシーンが比較的多く、先に挙げた作品に比べると劇場内が暗いと感じました。
また、我が家の年少は大好きなプリキュアの映画でさえ後半は集中が続かなくて飽きてしまいます。
プリキュアの映画は大体上映時間が70分なのに対して鬼滅の刃の上映時間は117分。
これも不安の一つです。
上映時間の目安 | |
あんぱんまん | 60分前後 |
しまじろう | 60分前後 |
ポケモン | 90~120分前後 |
ドラえもん | 120分前後 |
クレヨンしんちゃん | 120分前後 |
プリキュア | 70分前後 |
アナと雪の女王 | 100分前後 |
子どもたちに人気の作品の上映時間を参考にすると上記のようになります。
実際に作品の長さとは少し誤差がありますが、劇場についたらCMの段階から席についておくことを考えるとこれだけの時間大人しくしていなければならなくなります。
鬼滅の刃が大好きなら集中して観ていられるでしょうけど、興味のない子がじっとしているのは難しそうですね。
うちの小3の子は最後まで席についていましたが、年少の子は途中で一度トイレに立ち、クライマックスの頃には飽きてきて声を出しそうになり、周囲に迷惑をかけないように気をつけハラハラしました^^;
なんとか、大音量のエンディングが流れるまでは声を出さずに我慢することができました。
前半は娘が大好きなポップコーンに夢中だったためにギリギリ持ちましたが、鬼滅の刃の映画では席の間隔を開けている劇場と、席の間隔を開けない代わりにポップコーンなどの飲食が禁止されている劇場もありますので実際に見る前に確認した方がいいです。
ここでわたしが気をつけなけらばならないと感じたのが周囲の客層です。
鬼滅の刃は小さい子どもたちにも人気ですので、やはり子ども連れが大半を占めていましたが幼稚園児を連れている家庭は多くありませんでした。
わたしたちが鑑賞したのは日曜日、15:30頃の上映でした。
子供連れのお客さんはたくさんいましたが、そのほとんどが小学生くらいの大きいお子さんでした。
わたしは一度娘のトイレに席を立ちましたが、その他のあいだ、途中で席を立つ方はいても声を出したり泣き出す子はいませんでした。
あとはカップルや友達同士などの大人だけのお客さんももちろんいました。
子供向け作品は夢中になって『頑張れー!』とか『こわーい…』とかの声が出てしまっても周囲の子たちも同じくらいの年齢であれば過剰にうるさくしなければお互い様なトコロがあります。
ただ、鬼滅の刃の映画は大人の人も観に来ていますので、周囲の鑑賞ムードを壊さないようにするのが最低条件であると思います。
きっと、『子どもが観ても大丈夫?』と検索している方は子ども向け作品でも普段から気をつけている方だと思いますが^^
あと、これは子どもには関係ないかもしれませんが、久しぶりに子供向けではない作品を観てみると上映前のCMも大人向け作品のCMであることが新鮮でした。
新解釈三国志とか観たくなりましたw
わたしが観たときだと『約束のネバーランド』のCMが少し怖かったのと
『ジオラマボーイ・パノラマガール』のCMが一瞬、一瞬ですが色っぽいシーンがあり^^;
むしろ子どもなら何とも思わないのかもしれませんが、少しドキッとしたのでCMにも少しご注意ください。
【劇場版】鬼滅の刃は残酷なシーンが多い?PG12作品を子どもが観ても大丈夫?
鬼滅の刃の映画は残酷なシーンは少ないと感じました。
12歳未満のお子さんには適さないシーンがあり、保護者の助言・指導などのフォローが必要な作品のこと
PG12とはR指定とは異なり12歳未満の鑑賞を禁止するものではないため、結局のところ個々が大丈夫かどうかということになります。
これから鬼滅の刃の映画に連れて行こうとしているお子さんは、アニメ鬼滅の刃1~26話を観たことがありますか?
観たことがあるのなら全然大丈夫だと思います!
めちゃくちゃ心を揺さぶられますけどね^^;
ただ、残酷かどうかというポイントにおいては
個人的には15~21話の那田蜘蛛山編や26話の方が残酷な描写が多く、エグいと感じました。
なので、流行っているからキャラクターだけ好きなお子さんは一度Amazonプライムなどでアニメ版を観てください。
大人ならまだしも、初見の子どもがいきなり観て楽しめる内容ではないと思います。
わたしは1話もしんどかったですが、アニメが観られれば映画も大丈夫です。(音はデカイですが)
ただ、鬼はキモいですよ…w
でも、観てもらえばわかると思いますが、個人的にはアニメの内容よりも映画の方が好きでした。
小3の娘にも感想を聞いてみたところ、『映画よりもアニメの方が怖かった』と言っていました。
【劇場版】鬼滅の刃は小さい子どもが観ても大丈夫?小学生と幼稚園児と観た感想まとめ
結論をまとめますと
- アニメが観られれば大丈夫!
- 音が大きいので注意して
- ポップコーンが食べられる劇場かどうかも確認を
先にも書きました通り、キャラクターが好きなだけのお子さんにはおすすめしません。
Amazonプライムなどで全話見れますのでアニメを一通り見れたお子さんなら映画も大丈夫だと思います。
ただ、映画では残酷なシーンよりも心を揺さぶるシーンがありますので、他人の痛みを感じやすいお子さんは悲しくなってしまうと思うので、保護者がフォローしてあげるか、DVDが販売されるのを待つのがいいのかなと思います。
先日、クレヨンしんちゃんのラクガキキングダムを鑑賞したときにも途中で嗚咽が止まらなくなってしまったお子さんがいて、『ちゃんと分かるってるんだな。優しい子だなぁ』と感動した一方で、やはり少し気になってしまったので^^;
年齢というより、お子さんの性格に合わせて判断されるのがいいと思います。
気分転換という意味ではポップコーンが役に立ちますが、劇場によってはポップコーンなどの飲食ができない映画館もありますので、要確認です。
ちなみに、わたしは映画に夢中になりすぎて、購入したジュースもポップコーンもほぼ手つかずで持ち帰りましたw
何度も観たくなる人がいるのも納得の内容でした。
鬼滅の刃のアニメが観られる子には是非見せてあげてほしいと思います!!